かなしいけど、うれしい

小学校の先生が卒業の別れを悲しむ私に向かって「今からあなたは新しい世界へ大きく羽ばたいていくんだよ。先生はここにいてみんなをいつも送り出さなきゃいけないんだ。毎年分かっていても結構つらい。」と話してくれたことがありました。確かに先生は常に見送る立場。私もクラスを始めて毎回お別れが悲しいけれど、成長とともに新しい環境へ巣立っていく子供たちを誇りに思っています。

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今回はなんと先生が巣立っていく番!水曜クラスでピアニストとしてサポートしてくれていたまなみ先生がスキルアップの旅にでました。「どんどん人生を豊かにしたい」という気持ち、そして新たな環境へ飛び込む勇気。いなくなってしまうのは悲しいけれど、彼女の人生がより素敵なものになるための決断。ぐっと堪え、みんなで元気に送り出しました♬

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大人になっていくにつれ生活の鮮明さが薄れてきたり、沢山の理由という名の言い訳が増えたり。子供にとっては何でも初めてのことで、怖い気持ちもあるけれど周りの人のサポートでチャレンジできる。「助けてほしい」「話を聞いてほしい」という事もいいにくい、でもママとして初めての事、ひとりの大人として初めてのチャレンジは実は増えるばかり。たくさんの『初めて』『次の一歩』を応援出来たら嬉しいです。

まなみ先生ありがとうございました♪また遊びに来てね~。

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演奏曲目:バッハ作曲( 1685~1750年)「メヌエット1番、3番」

ドビュッシー作曲( 1862~1918年)「亜麻色の髪の乙女」

「エレクトリカルパレードメドレー」

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