27 Feb 2017

もうすぐ2月も終わり!Rie’s Music Worldにお越し下さりありがとうございます。今日はひな祭りをテーマにでんでんだいこ作り、そして同じ様にハンマーを使って音が出るピアノに触れる機会をもうけました。

クラス中のアクティビティについて、このお手紙で皆様へ伝えていきたいと思っています。ここに書いていない事でも何かご質問ありましたら、クラス前後やメール等でどんどんお尋ねくださいね!

 

どうしてクラフトをするの?

自分で楽器を作る事により、音がでる仕組みや楽器そのものに興味がわきます。「自分の楽器」で演奏するという体験を通し、子供たちはより身近に音楽を感じる事ができるのです。また、楽器を演奏するためには手先を器用に動かせる様にならなくてはいけません。手先が器用とは手首、指先がどのくらい複雑な動きができるのかということで、その能力を鍛えるには訓練が必要です。私の娘はヴァイオリンを弾きますが、最初に苦労した大きな壁は身体能力の未熟さによる体コントロールの難しさ、そして集中力の無さでした。指が1本1本自分の意思で動かせる3歳児がどれぐらいいるでしょうか?子供達が自ら楽しんで、ある程度の時間をかけできるもの。そこで考えだしたものが、楽器クラフトです。

またクラフトを取り入れる大きな目的が他にもあります。指先は第二の脳といわれるくらいに末梢神経が集中しているところですので、手首や指先を使うということは、脳にも刺激を与えます。幼児は脳の発達が著しく、3歳までに70~80パーセントが完成します。そしてこの時期に脳に多くの刺激を与えることによって幼児の忍耐力や運動能力、創造性といった能力の土台を養うことができるのです。そうした土台のあるなしは将来にも影響を与えます。そのため幼児期に手首や指先をよく動かし、巧緻性を高める訓練をすることは重要なことなのです。

(※一部こどもラボより)

 

メンデルスゾーン(1809〜1847)ドイツ生まれ。「夏の夜の夢」序曲、結婚行進曲

来週は待ちに待ったお琴登場です!ハンドベル演奏もきわめましょう。